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古民家・旧家リフォームの一般社団法人 古みんか倶楽部 岐阜

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古民家で火が大切に扱われる理由 一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜

2016年04月15日

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昨日は「火を絶やしてはならない」ということで竈について書きましたが、何か不思議に思うことはありませんでしたか?

どうして竈や囲炉裏は建物中にあるのだろうか?と疑問は持たれませんでしたか?

ましてや以前なら古民家のほとんどは茅葺きで建てられていて、火の粉は一番危なかったはずですよね。

ではどうして一番危険な火を中にいれる必要があったのでしょうか?

「ふしぎ発見‼︎」

じつは答えは水回りにヒントがあります。

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古民家の水回りは大概が外にありますよね。

どうして水回りが外部に設けられているかと言いますと、「単純に木は水に弱い」ということを先人たちは知っていたからであります。

高音多湿のわが国ではただでさえ湿度の高い島国です。

本来家の中に水回りを設置すること自体、当時はとても考えられなかった訳です。

また建物の中の温度が高く、湿度が高いとどうなりますか?

そうです。

カビが生えてしまいます。

カビが発生するとダニなどの衛生害虫が発生し、強いてはウィルス性の病気が家中で蔓延してします。

つまり火を起こすという事は、ただ調理したり暖を取ったりするだけの目的ではなく、常に乾燥状態を保ってカビの発生を防ぎ、燻した煤煙が梁や柱、茅葺き屋根に付着し防虫効果を高める手段まで計算されていたのであります。

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だから古民家で見る柱や梁は飴色がかった黒光りをおびているのです。

古民家で火が大切に扱われる理由はこのためなんですね〜

☆古みんかライター☆

事務局長 永嶺

 

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