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古民家・旧家リフォームの一般社団法人 古みんか倶楽部 岐阜

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築120年の古民家 一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜

2016年04月16日

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本日は築120年の立派な古民家へ行って参りました。

建物の土台は栗、大黒柱と恵比寿柱は欅、さらに檜をふんだんに使用しており、なんとも格式の高い古民家を診断させて頂きました。

まずはじめに驚いたのが立派な家紋とお家の広さです。

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30人は優に雑魚寝が出来るほど広々とした空間。

家財道具は少量でスッキリしており、そのせいか余計に家中が広く感じました。

私は防腐防虫の観点から、木材劣化の診断を担当させて頂いたのですが、室内はとてもお掃除が行き届いており、実はこれが木材の長持ちにつながる秘訣なのであります。

お部屋に物があり過ぎると、メンテナンスやお掃除が行き届かず、劣化した箇所も見落としてします。

先人の知恵で毎朝、習慣にしていた掃除にはちゃんとした理由があるのです。

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先ず柱や床、畳の表はお茶っ葉の茶殻で掃除します。

お茶の成分であるカテキンを重複して拭くと虫除けの効果が上がります。

また朝に実施するのには他にも意味があり、昆虫は日中の暑い時間帯には活動せず、夜間に活動を行う習性があります。

夜間活動した昆虫は、木の粉を床に落として何らかのサインを残して行きます。

すなわち朝に掃除を行うことは細部まで目が行き届き、傷んだ箇所を早期発しする事ができるのであります。

これまで古民家で行われていた習慣には、けして無駄はなく必ず意味があります。

お掃除を細めに行う事。

家財道具や物を極力減ら事す。

すなわち、家中を広々と見せるだけでなく、衛生面からも清潔に保てます。

それを気づかせてくれた本日の築120年の古民家。

古民家に伝わる習慣は、見落としていけない先人たちの知恵が多く詰まっています。

☆古みんかライター☆

事務局長 永嶺

 

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