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古民家・旧家リフォームの一般社団法人 古みんか倶楽部 岐阜

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五個荘にて その1 〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2016年09月13日

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今夏、滋賀県8号線を走っていると五箇荘という看板が目に入ってきました、一度前から訪れてみたいと思っていましたので看板に導かれながら走っていくと今度は近江商人藤井邸の看板が出てきました、そのままそこを訪ねてみると周りは田園地帯で市街地からは外れた場所にあり一軒だけ建っていたようにみえます。

そこの駐車場から歩いて門入口に立ってみると古民家のイメージではなく見るからに立派な邸宅の様でした。

玄関に近づいてみると開けはなれた引き分け板戸の向こうに青々とした緑を窺うことができます、おそるおそる上がらせてもらい中へ進みホールを曲がると、すると数寄屋造りの広縁からびっくりする様な回遊式の庭園が目に飛び込んできました。

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その瞬間は「なんだここは!」ですよ、近江商人の家は柱・梁が黒々と色づいた架構の古民家と思い込んでいましたので。
平日のためか他のお客様がみえないのでこの場の独り占めです、庭に開放された広縁に座り込みそして深呼吸しながら内と外をゆるくつなぐ木造建築をあじわい満喫しました。

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このような庭の景色を取り込んだ和室の空間は今や大変贅沢なもののように感じられます。
ところでこの藤井邸は1934年、82年前に一代にて財をなした藤井彦四郎によって建てられたもので主に迎賓館(客殿)として利用されていたようです。実際の住居は隣接した昔の生家を利用していたそうで実際そこを見てみると実に質素な建物でこれにも驚きを感じました。藤井彦四郎の人物、信条が伝わってきました。またこの建物は2015年版、映画の「日本のいちばん長い日」の役所広司さん演じる阿南陸軍大臣の自邸として撮影ロケ地になったそうです。そして元総理大臣の鈴木貫太郎も一時この宅に実際滞在されていたそうです。

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ここから次は五個荘の集落へいきます。

 

いかがでしたか?
本日は副理事 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は副理事 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁西川のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

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