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古民家・旧家リフォームの一般社団法人 古みんか倶楽部 岐阜

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床下に防湿コンクリートはやめましょう。〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2016年10月01日

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今日から10月ですね。
今年も残すところあと後3ヶ月…
早いですねぇ…

本日は古民家の床下について説明致します。
少し難しいかもしれませんが最後まで読んで頂けると幸いです。

古民家の床下は基本的に乾きやすさを考え床下は高く設けております。

たとえ床下の空間湿度が高くても木材劣化を引き起こしていない場合がほとんどです。

ときに湿気った床下を見て「防湿のコンクリートにすると乾きますよ」という間違った認識をしている建築家がいます…

はっきり言います。
それは見た目だけで本当は恐ろしく勉強不足です。
そんな事をしたらあっという間床下の木材は腐り始めていきます。

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防湿コンクリートにする場合
①まず床下土壌にビニールを敷きます。
②その後鉄筋を組み込みます。
③最後にコンクリートを流します。(コンクリートの厚さは約100mm前後)

これが一般的な防湿コンクリートの打ち方です。
ここまでやれば床下が乾くと判断されがちです。
しかし、たとえ建築家といえどもそれは素人の発想です。

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私はこれまでに多くの建物で床下の数値を拾い出し分析してきました。
そこで多く目にするのが、防湿コンクリートにした床下では、約数年後に空間湿度と木材含水率の比率が増して、木材が腐りと劣化生じながら床下がカビまるけになる哀れな床組の姿を見てきました…泣

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床下数値を軽視して防湿コンクリートにすると、この比率を無視して考えるためにシロアリも余計に発生しやすくなります。

一見、床下が乾いているように見えますが、先ずコンクリートはもともと粉状のものを水を使用して練ってます。
トロトロになるまで水をたっぷり使用します。

防湿コンクリートの場合、床下にはビニールを敷いていると先ほどご説明致しました。
水分は土壌にいきますか?
答えはいいえですよね。
水分は容赦なく上昇し木材はどんどん水分を吸収します。
そうすると木材含水率は一気に上昇し木材は腐りはじめていくのです。

さらに最悪なことに床下に敷いたビニールの下は、酸性土壌になりやすくシロアリの発生もあっという間であります。

古民家の床下湿気具合を目視で判断し、防湿コンクリートを打設するとヤバイ事になりますよぉ~。

防湿コンクリートにするならば床下数値の条件ラインがあります。
それが私が「床下空間湿度と木材含水率の相関比率」をテーマに長年研究を重ねてきた得意分野でもあります。

間違った認識を建築家に勧められていませんか?
何度も言いますが、無駄に莫大な費用をかけて古民家の床下にコンクリートを打設してはいけませんよ。

古民家の場合はそんなやり方ではダメなんです。
「先人たちは木が水に弱いことを熟知していました。」
しかし、今の建築家は知らない人がほとんどです。

古民家ですから昔ながらの古民家らしい対処方法が必ずあります。
その昔ながらの対処方法を私は著書にまとめています。
その方法とは一体…?
もし知りたい方は是非古みんか倶楽部事務局までお問い合わせください。

 

いかがでしたか?
本日は防除業 永嶺のお話をご紹介させて頂きました。

本当は恐ろしい防湿コンクリート…

当倶楽部では「床下に防湿コンクリートをした方が良い」という建築家はおりませんのでご安心ください。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週土曜日は防除業 永嶺のコーナーです。
明日は解体業 榊原のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

 

 

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