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半田の春祭り〜亀崎 潮干祭〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2017年03月16日

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一級建築士の田中です。
だんだん春らしい日になってまいりました。そしてお祭りシーズンの到来でもありますね。

今回は愛知県半田市の山車まつりをご紹介したいと思います。
半田市はお友達夫婦が住んでいて、5年前に住宅を設計させていただいたというご縁もある街です。
先日完成後4年目の検査にお邪魔した際、町中に貼られている「半田の春祭り」のポスターが気になりました。
何故かというと、3/18・19の乙川(おつかわ)、向山(むかいやま)地区を皮切りに、4/1・2、8・9、15・16、23、そして5/3・4の「亀崎 潮干祭」とGWまで延々と続いていくのです!!
私が住んでいる岐阜羽島でも5/3には「美濃 竹鼻まつり」が開催されますが、たったの1日のみです。
人口規模で言えば倍の市でありながら、この祭りの多さ、山車の多さに驚きました!!

そうそう、半田市内には31輌の山車があるのです。その山車が5年に一度集結する祭が「はんだ山車まつり」。
5年前の秋、初めて見たときはその壮大さに圧巻。そして今年が「はんだ山車まつり」の開催の年なのです。
半田に伺う度に歴史のある街だなぁと感じていましたが、こういった祭の歴史がそれを裏付けていますね。

そして友人夫婦との話の中で気になったのが「亀崎 潮干祭」でした。
海辺の砂浜にまで山車を曳き下すのだというのです!
砂ですよ砂!!

竹鼻の山車を持つ町内のお友達から、「竹鼻の街は舗装がインターロッキングだから山車が曳きにくくて仕方だないし、振動で山車自体も傷みやすいんだよね〜」とも、「あの中に何人の大人が乗ってると思う??めっちゃくちゃ重いからね!」とも聞かされていたものですから・・・
山車という芸術文化品を海浜に曳き下しちゃうんだ〜!という驚きは半端なかったです。

そんな亀崎の潮干祭の保存会長であられます、山田 晃 氏の山車勉強会がわが町羽島で開催されるとのことで、なんとタイムリーなことか!!ダブルの驚きを胸に勉強会に行ってきました。

勉強会は、山田氏が本当にまちを、祭を、山車を愛していらっしゃるのだなぁとひしひしと感じたひと時でした。
最後に質問の時間がありましたので、私も友人夫婦から聞いていたことを確かめてみましたよ。
「潮干祭では、山車の一部を砂浜に埋めて保存されると聞きましたが、本当なのでしょうか?!」と。
答えは・・・「本当です!」
わー!!三度目のビックリ!!
国の重要無形民俗文化財の指定を受けている山車のタイヤに当たる部分をですよ!
砂の中に20cmほど埋め込み、台風などに流されてしまわぬように固定してあるのだとか。
これも先人の知恵で、潮水につけこまれていることで腐朽やカビなどから守られるというのです。
しかも、この山車のタイヤ部分に使う材料は樹齢250年の松の木だそうです。
250年後の未来のために今年も松の木を植えたのだとおっしゃっていました。
なぜ、250年なのか?
それは、この250年の歳月で育まれた年輪が山車の振動をカラクリなどに伝えにくくしているのだそうです。
「250年が一番いいんですよね」ですって!

「!」使いすぎ。驚きの多さが伝わったでしょうか。
ぜひ、みなさんも直接肌で感じてみてくださいね。半田市面白いです。

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いかがでしたか?
本日は一級建築士 田中のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週木曜日は一級建築士 田中のコーナーです。
明日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

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